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| ◆アガリクスとメシマコブの違い◆ |
メシマコブと聞くと海藻の種類と勘違いしそうですが、
サルノコシカケ(霊芝)と見分けがつかないきのこで、
桑の古木に寄生します。
長崎県の男女群島にある女島(めしま)でたくさん取れたことから、
この名前がついたといわれています。
傘の内側を見ると、ひだに黄色や茶色の剛毛が生えて
いるのが特徴で、中国では「桑黄(そうおう)」と呼ばれています。
以前は人工栽培ができなかったため、一般に普及しませんでした。
製造方法や産地で、同じメシマコブと名のつく商品でも、
内容は違ってきます。
天然物と言って売られていても、メシマコブ茸自体の鑑定が
大変難しく、にせ物や粗悪品も多く出回っているようです。
他の種類のキノコで天然メシマコブに外観が似ているものが多く、
間違えて売られることが多いようなので注意が必要です。
大手医薬品会社の販売するものの中には、松の木などに
ついているメシマコブなどを細かくして鑑定できなくしたり、
効能の低いものを利用していることもあるようです。
またメシマコブは、ある程度の濃度以下だと効果が消失する
ともいわれています。
メシマコブとアガリクスとでは成分の「β-グルカン」の
分子の構造がそれぞれ違います。
β-グルカンとは、単糖がたくさん“くさり状”につながった構造の
ことで、その体内における働きは医師学会で報告、証明されています。
その働きは、正常な細胞組織の免疫機能を活発にし、
自然治癒力を高めるとともにガンなどの異端細胞を直接攻撃して、
撃退するというすぐれたものです。
しかし、異常な細胞を直接攻撃するβグルカンにも色々な種類が
ありますので、注意が必要です。
アガリクスに含まれているβグルカンは(1−6)という分子で、
飲むだけで体内に吸収されるという優れた特徴があります。
同じβグルカンでも種類が違うと働きも異なるのですが、
一般に公表されている日本食品分析センターなどの
分析試験成績書等では、βグルカンとだけで書かれており、
どのような種類かまで書かれていないのです。
メシマコブのほかにも椎茸、ハナビラ茸、マツタケ、ヤマブシ茸や
他のキノコにもβグルカンという成分は含まれています。
しかし、それらメシマコブなど他のキノコのβグルカンは(1−3)
という種類ですから、私たちの胃や腸などの内臓で吸収されることは全くありません。
この(1−6)という種類はアガリクス茸だけの特徴で
ほかの茸はこの種類はありません。
従って、βグルカンの含有量が多いからといって
飛びつかないように注意することが大切です。
βグルカンの他にも、含まれる成分が違います。
自然育ちアガリクスはβ-グルカン、キチン質、ヘテロ多糖類
(ヘミセルロース、ペクチン質、ポリウロナイドなど)などの多糖類や
ビタミン類、ミネラル類、核酸、アミノ酸、酸素類を
バランスよく豊富に含んでいます。
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